入稿データ作成のポイント　～カットパス作成編～

2023/07/13 20:42

入稿データ作成のポイント
～カットパス作成編～

カットパスとは？

切り抜きやくり抜きする際にカットする場所を示す仕上がり線のことです。
ラインに沿ってカッターが動きます。隙間があったり、細かなラインだと綺麗にくり抜けないので、こちらのご注意事項をご確認の上、作成してください。

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1． Illustratorでのカットパスの作り方
2．Photoshopでのカットパスの作り方

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～Illustratorでのカットパスの作り方～

Step.１　白版用のレイヤーを作成する

デザインデータと白版は別のレイヤーに作成する必要があります。

同じレイヤーにしているとデザインに白が入ってしまって、デザインが消えて真っ白に…なんてこともあるので注意しましょう。

お配りしているテンプレートには、事前に白版専用のレイヤーをご用意しています。

＞＞テンプレート一覧はこちら

Step.２　ペンツールでデザインに沿ってパスを作成する

ペンツールを使用して、デザインに沿ってパスを作成していきます。
（アクリルスタンド・アクリルキーホルダー以外の方はStep.3を飛ばしてください）

Step.３　（アクリルスタンド・アクリルキーホルダー作成の方）パスファインダーで合成する

アクリルスタンドやアクリルキーホルダーをご注文の方は、アクリルスタンドのツメや、ボールチェーン用の孔などをつける必要があります。そんな時は、２つのパスを合成する「パスファインダー」が便利です。
合成したいパスを選択し、「パスファインダー」のウィンドウで「形状モード＞合体」を選択すると、２つのパスが合体します。

Step.４　パスのオフセットでサイズを調整する

パスを全選択した状態で、メニューの「効果」＞「パス」＞「パスのオフセット」でパスのサイズを「＋1.5mm」に調整します。

Step.５　確認して完成！

カットパスレイヤー・デザインレイヤーと両方表示させて、デザインとカットパスが重なっていないか、1.5mm以上離れているか確認しましょう。もし重なっていると、イラストも切れて仕上がってしまうので、位置やオフセットを調整しましょう。

～Photoshopでのカットパスの作り方～

Step.１　Photoshopでパスを作成する

Photoshopを使うと、イラストから簡単にパスを作成することができます。
Photoshopでイラストを開き、パスを作成する範囲を選択し、レイヤーパネルで「パス＞作業用パスを作成」をすると、選択した範囲がパスに変換されます。
上部のメニューバーの「ファイル＞書き出し＞Illustratorへのパスの書き出し」を選択してaiデータに書き出しましょう。

Step.２　Illustratorで複合パスを作り、入稿用テンプレートにレイアウト

Illustratorでパスデータを開いて、全てのオブジェクトを選択し、上部のメニューバーから「オブジェクト＞複合パス＞作成」をします。
これでパスが完成！
パスとイラストを入稿用テンプレートにレイアウトします。
なお、ここで-0.1mmにして黒ベタ塗りすると白版になります。白版の作り方について詳しくはこちら

Step.３　パスのオフセットでサイズを調整する

パスを全選択した状態で、メニューの「効果」＞「パス」＞「パスのオフセット」でパスのサイズを「＋1.5mm」に調整します。

Step.４　確認して完成！

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＊カットパスの最終チェックポイント＊

□ イラストとカットパスが別レイヤーになっている

□ カットパスとイラストが1.5mm以上離れている

問題なければ完成です！！

>>こちらからご入稿ください

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★ データ作成のポイント ★